
スーパーマンはキミだ! 〜冷蔵庫にねむる食材を救出せよ〜
お家の食品ロスを減らす”秘密のアイテム”を作るイベントを開催しました。
食品ロスとは、売れ残りや食べ残し、期限切れ食品など、本来は食べることができたはずの食品が廃棄されることです。
そして今日作成する”秘密のアイテム”とは・・・
冷蔵庫に「ある食品」と「ない食品」が一目でわかるマグネットです。
マグネットで、どうやってお家の食品ロスを減らすんだろう?
今回はアイテム作りのための事前ミッションを出していました。
ミッションは、冷蔵庫によくあるものや賞味期限の近いものを探してくるというものです。
みんなは、それだけでなく、家族の好きなものまで調査してくれました。
みんなで話してみると、予想していたよりも冷蔵庫の中身がお家によって違うことが判明!
次に、ミッションで見つけてきたお家の冷蔵庫によくある食材を選んでもらいました。
たまご、チーズ、ヨーグルト、ジャム、野菜...などの食材を8~10個選びました!
ちなみに、当初予定にはなかった、冷蔵庫に入れて欲しいものという項目も追加してみました。
これで、好きなものが冷蔵庫に入ってない時にすぐお買い物を頼めるね〜なんていう会話も😗
食材選びの後は、レーザーカッタ―で板を型抜き、アイテムの土台づくりに取り掛かりました。
丸やひし形など様々な形を作っていて、レーザーカッターはお手のもの!

いよいよ、食材の絵を描いていきます。
どんな絵がいいかな〜とこだわりを持って、楽しく作業していました。

完成したメンバーから、磁石がくっつく扉で試しに貼ってみました。
くっつきが弱い所には、さらに磁石を足して丈夫に💪
とてもかわいく仕上がりましたね!

作業もひと段落ついたところで、本題の食品ロスについてみんなで考えました😳
どんなときに食品ロスが起きるか、そして、その食品ロスはどうして問題視されているのかクイズ形式で考えていきました。
1年間に日本で捨てられた食品は、なんと!東京ドーム約5個分。
1人あたり毎日お茶碗一杯分の食品を捨てていることになります。この捨てられた食品は可燃ごみとして焼却され、地球温暖化の原因である二酸化炭素を排出しているのです。このままではどんどん地球温暖化が進み、さまざまな環境問題が起きてしまいます!

そこで、食品ロスを減らすために私たちができることはなにか、みんなで話し合いました。
好き嫌いをしないことや食べ切れる量だけお皿に盛ることなど、今日からでも取り組めることが、たくさんありそうです。
また、今回作成した秘密アイテムも、食品ロス削減に大いに貢献します!
このアイテムを冷蔵庫に貼ることで、冷蔵庫にあるもの、ないものが一目で分かります。
「たまごはまだあるから今日は買わなくていいね」
「にんじんがたくさん余っているから、にんじんを使った夜ご飯にしよう!」
といったように、マグネットを活用することで、まだ家にある食材を買ってしまったり、余った食材を冷蔵庫で腐らせてしまったりすることを防げるのです。
ということは、今回作った秘密アイテムは“地球を救う”!
今回のイベントを通して、食品ロス対策マグネットを作りながら、今からできることを考えたみんなは、地球の未来を救ってくれる立派なヒーローです。
みなさんももったいないな~と思いながらついつい食材を捨ててしまうことがあると思います。
これを機に、地球の未来を救うため、食品ロスについて考えてヒーローになろう!
