みなさま、こんにちは!
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にちにち道具の「銅のおろし金」は、
硬質の純銅板を叩き締め、
さらに硬化させたものに純錫めっきを施したのち、
熟練の職人さんが「本目立て」という伝統技術で
ひと目ずつ鋭利な鏨(たがね)で叩いて
おろし刃を造っています。
ひとつひとつ手作業で目立てを行っているため
ひとつとして同じものはありません。
陶器製や樹脂製のおろし金にはない
鋭い切れ味となっており
食材の繊維と水分を分離させることなく
すりおろすことができるため、
程よい水分を含んだ状態に仕上がります。
栄養を損なわない美味しいおろしができるのは、
昔ながらの「純銅製のおろし金」ならではの特長です。
また、表面と裏面の目の粗さが異なり、
表面は「粗く」・裏面は「細かく」おろすことができます。